書店員がおすすめの本を紹介するコーナー。 2024年10月号 | 社会福祉法人ミッションからしだね
   
京都で障害者福祉施設を運営する社会福祉法人ミッションからしだねです。
ENGLISH

社会福祉法人ミッションからしだね

CLCからしだね書店
CLCからしだね書店

活字文化の発信地、地域に開かれた交流と対話の場をめざします。

広域アクセスマップ
からしだねアクセス広域地図

からしだね館へは、このページの地図を参照してお越し下さい。

CLCからしだね書店便り
CLCからしだね書店便り

活字文化の発信地として、皆様と一緒に考えたい事柄をお伝えしていきます。バックナンバーもあります。ぜひ、お読みください。

        
古書販売の案内
古書販売コーナー

「真実なことば」はどの時代でも変わらない。今のあなたにぴったりの本が見つかりますように。

からしだね通信
からしだね通信

からしだね館の旬な情報をお届けする各情報誌はこちら。バックナンバーもございます。

カフェトライアングル
カフェトライアングル

本を片手にゆっくりくつろげるカフェ空間。

からしだねの癒し犬 デブからしだねの癒し犬 デブ
   

書店員がおすすめの本を紹介するコーナー。 2024年10月号

2024/10/12(土)

俳句で祈る

著者:平田栄一 出版社:サンパウロ 1,650円(税込)

まっすぐな道でさみしい  山頭火

例えばこのさみしさは、イエスの「十字架の道行き」に重なる、と筆者は言います。

まっすぐな道のさびしさ。そこには、身に沁みるような詩情があります。

へうへうとして水を味ふ  同

放浪の禅僧である山頭火の飲む水は、どこかイエスの言われた「いのちの水」にも通じます。

筆者は、西行、良寛、そして遠藤周作の友人であったカトリックの井上洋治神父などの例を挙げて、詩心と求道は昔から切っても切れないものだった、と語ります。


過去のアーカイブページへ